くじ師のお店

ragnarok online ver鯖のくじ師 桜娘のお店です♪このたび閉店いたしました!今まで本当にありがとう!!
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 小説【ふぃくしょん】no62-no96

ふぃくしょん62

『汝らは貴重な我の生贄・・・見逃すことなどなかろう・・』
ダークロードはニヤリと笑うと呪文を唱えた・・

『これが我の真の魔力・・・人間どもよ思い知るがいい・・
地獄の烈火・・永遠なる炎・・すべてを溶かしすべてを飲み込め・・
贄の死を我に与えその死をもって我支配せり・・
天空の星よ降りそそげ・・・メテオストームLV100!』

暗雲が立ち込めその一点が台風の目のように
渦巻いている・・

雲は天へと吸い込まれ大気を突き抜けて宇宙が見えた。

『やヴぁい・・・』ケッァカトルは本能的にその魔力の大きさを理解した・・
先ほど相殺できたメテオストームとは全然ちがう圧倒的な魔力

そして絶望するしかなかった・・
初めて神に祈る・・・どうか・・・どうか・・・
祈りの言葉も言葉にならない・・

羅残は迷わなかった・・
数秒後の訪れる衝撃・・その大きさに覚悟をきめた。
そして彼は少しでも多くの可能性にかけることにした。

『月帝!』羅残の一撃が月帝の腹部に入る。

『ら・・らざん・・なに・・』痛みにうずくまる。

『あとはまかせたぞ!』

そう叫ぶとおおじの乗っていたぺこぺこの臀部にナイフを突き立てた。
痛みに走り出すぺこぺこに月帝をのせ少しでも遠くへと走らせる。

『ま・・まて羅残・・私も・・・私も・・・』遠ざかる月帝の声

『カトルさん・・おおじさん・・・龍拳さん・・・・悪かったな・・』
羅残が頭をたれる・・

『いや・・それでいい・・みんな死ぬことないよ・・』カトルが微笑む

『さあ最後に悪あがきしようぜ!』おおじが叫ぶ・・
全員はダークロードに特攻した。
全力で全力で攻撃する・・

数秒後空からおびただしい数の隕石が落ちた・・
そしてその場には誰もいなくなった。

つづく


ふぃくしょん63

『みんな・・・みんな・・・』
月帝はペコペコの背で泣いていた。
自分の無力さを呪い・・生かされたことに憤りを感じていた。

ペコペコは先ほどの部屋を抜け長い通路を走る。
背後から聞こえる巨大な落下音・・メテオストーム・・

『あああぁぁぁぁ・・・・・』
月帝は叫ぶ・・

羅残と始めたギルド・・crescendo requiem・・
最初は本当に小さくて壊れてしまいそうだった。

『月帝・・マスターなんて俺むいてないって・・』

『そんなことないって羅残!
いつか大きなギルドにして砦取れるようになろうよ・・』

一人・・また一人と仲間が集まって
皆一緒に泣いて、笑って、ここまで成長できた・・

『羅残・・おまえがいたから・・皆ここまできたんだぞ・・・』
月帝は涙を拭い前を向いた。
皆の死を無駄にすることはできない。
今自分にできること・・それは皆の願いを叶えること・・

通路の行き止まり・・扉を開く・・

そこは黄金色に輝く部屋・・
『verdandi!!!!』月帝は声の限り叫んだ。

つづく

フィクション64

私と聖徳は薄暗い廊下を歩く。

途中モンスターは襲ってこないが警戒を怠らない。

『鞍馬ちゃん大丈夫かな・・』
私は後ろは振り返る

鞍馬と離れた部屋はもう見えない。

『桜・・大丈夫だよ・・今は急ごう・・』
聖徳が手を引く。

やがて大きな扉が目の前に。

『ここかな?・・・』
聖徳はその扉を引くと目に眩い光が入ってくる。
黄金色に輝くエンペリウムでできた部屋

『わぁぁ・・・』
あまりの美しさに私は声を漏らした。

その時月帝の叫び声が聞こえてきた。

怒りに震えた声・・

『桜急ごう・・!』
私達は声のする方向へ向かった。

そこには月帝がいた。
いや・・月帝しかいなかったのだ・・・

つづく

ふぃくしょん65

ニルギリは動かなくなったアンリエットの側に
急いで駆け寄ると魔法を唱える。

『慈悲深き父よ・・汝救済せりその魂の欠片・・リザレクション』

アンリエットの体が白い光で包まれるが
彼女が起き上がることはなかった。

『も・・もう一回・・リザレクション!』
何度試しても結果は変らない・・

『ニルさん・・もう無理だよ・・・先を急ごう・・』
ガゼルが諭す・・

『だって・・・だってさぁ・・・』
いつも冷静なニルギリらしくない・・

ニルギリがこのGに入ったときには
もうアンリエットはそこにいた。
話をきくと創設からいるらしい・・
しかしいつになってもあがらないLVに
かわいさを感じていた。

『アンリさん。もっとLVあげて強くならないの?』

『う~んそうしたいんだけど
やりたいことがいっぱいあってねー』

そんな強さだけに捕われない姿に
自分にない何かを感じていた・・憧れ・・それとも・・

ニルギリはアンリを抱きかかえると
一粒の涙を流した。

ガゼルもその隠された思いに気が付いたらしい
かける言葉がない・・

『アンリさん・・君のことは決して忘れないよ・・
今だから言えるのかな・・君が好きだった・・好きだ。』
ニルギリが呟く。

『馬鹿だよな・・もっと早く気がついて気持ちを伝えるべきだったのに
そうしたらもっと・・もっと君といれたのに・・
守れなくてごめん・・本当にごめん・・・』

そういうとニルギリはアンリにKISSをした。

つづく

ふぃくしょん66

ニルギリがアンリにKISSをすると
次第に死んだはずのアンリの顔が赤くなってきた・・

アンリエットは戻り行く意識の中で
誰かに抱えられ・・優しい言葉を理解できないまま聞いていた。
居心地のいい感じ・・暖かい空気・・

(なんだか幸せっぽ~~い♪)

そんな感覚が押し寄せていたが次第に意識がもどってきた。

(あれ・・にるさん?何で泣いてるのかな~)

近づいてくるニルギリの唇・・・

(え・・いや・・・ちょ・・ちょ・・えっとえっとえっと・・うわうわうわ・・)
(えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ)

『ア・・アンリ?』もはや呼び捨てだ!
ニルギリに迷いはない。

『う・・・う~~ん・・・』
アンリエットは真っ赤な顔をして起き上がった。

『生きてたんだ!・・・ああああよかった・・・・』
ニルギリは心から神に感謝した。
リザが聞かないのも当然だった。
気絶していただけだったのだから。

『と・・ところで・・あ・・あの・・聞こえちゃった?』
ニルギリが下を向いて照れくさそうにしているアンリに聞いた。

『う・・うん・・・そ・・そのあとされたことも覚えてる・・』
アンリは聞き入るのもやっとのような小さな声で答える。

つづく

ふぃくしょん67

『あ・・あのさ!』ニルギリがアンリの肩に手を置き目線を合わせる。

『は!はい!』アンリは息ができない。

『あの・・さっき言ったこと嘘じゃないから!
私は君のことが・・・君のことを誰よりも大切に思ってるんだ!』

そして伝える愛の言葉・・・

『僕は絶対に君をおいて死にましぇん!
あなたが好きだから!・・あなたが・・・好きだから!
一生幸せに!しまっすから!』BGM・・sayYES

止まらない気持ちが一気に溢れる。

『は!はははは!はい!よ・・よろこんで!!』
アンリエットが目を見開きながら答える。

ニルギリは力いっぱいアンリを抱くと
再び唇を重ねた・・

『・・・・・・・・・・・・・・・』
あまりの突然の展開に口を半開きにしたまま
言葉がでない男・・・ガゼル・・・

『うんうん・・・』なぜか感動して泣いてるhibria。

見つめ続ける二人の姿。

『は!』ガゼルは大切なことを思い出した。
『と・・とにかく先を急ごう!みんなが待ってる』

今自分が仕切らないとだめだ!とガゼルは感じていた。
皆をまとめ通路の奥の扉を開く・・

黄金色に輝く部屋・・
3人の仲間が見える・・・

つづく

ふぃくしょん68

『月さん!』私は月帝のもとに駆け寄った。
いつも冷静な彼女が怒りに震えている・・

『・・・一人だけなのか?・・・』聖徳が尋ねる。

『私は決して許さない!verdandiの野望を止めることが
失った仲間への最後の手向けになる!』

そこに背後から聞きなれた声がした・・

『桜さーん!月さーん!聖徳さーん!』
hibriaが駆け寄ってくる。

『どうやら残ったのはこの7名だけみたいだな・・』
ガゼルが落胆した声で言った。

私はGの接続状況を見た。
羅残・・・ケッァカトル・・・おおじ・・・鞍馬・・・ルーシア・・・龍拳・・・

彼らの姿はもうそこになかった・・

『・・・・・・・ぁぁ・・・・』
私は悲しく悔しかった。
ひとりの欲望・・野望のためにどれだけの犠牲が
生まれるというのか。

『絶対に許せない・・・倒そう!
みんなのためにも絶対倒そう!』
私が声を上げたとき目の前に禍々しい大気の渦が生まれた・・

つづく

ふぃくしょん69

その渦の中心からゆっくりと人影が現れた・・

私は彼女を知っている・・・
いつも側で励ましてくれた・・
戦う勇気をあたえてくれた・・

しかし今の彼女は生気もなく
空ろな目でこちらを伺っている・・
そしてこう叫んだ・・

『実験体に死を!verdandi様に捧げる生贄を!』

私は震える声で呟いた・・・
『うるちゃん・・・なんでそこにいるのよ・・・』

そこにはギルドメンバーのwhirlwingがいた。

whirlwingは黄金のオーラを身にまとい
手にはその外見からは不釣合いな巨大な斧を持っている・・

『我と共に来たり・・死者の王・・・地獄の女王・・・
古の契約をもってその責をはたせ・・・』

whirlwingの側に魔物が召還された。

ジルタス・・インキュバス・・サキュバス・・深淵の騎士・・
キメラ・・・ブラッディナイト・・・ミュータントドラゴン・・・

どの魔物も魔法の糸で目を縫われている。
体には古代文字でなにか書かれており
いつもとは違う・・恐ろしいまでの殺意をもっている・・

『うるちゃん!目をさまして!うるちゃんたら!』
私はwhirlwingの元に駆け寄ろうとうする。

魔物たちは一斉に私に襲い掛かってきた。

つづく

ふぃくしょん70

『桜!!』聖徳が盾となり桜娘を守る。

他の5人も一斉に桜娘の周りを固める。

全員は一つの集団となりその周りを
魔物達が囲んでいる状況となった。

『うるちゃん!うるちゃん!!』
叫ぶ私に聖徳が怒鳴る
『桜!おちつきなさい!!』

『・・・うる・・ちゃ・・ん・・・・・』
私は思わず座り込んでしまった。

魔物たちはそれを見てか一斉に襲い掛かってきた

『ブランディッッシュスピア!!』ガゼルが槍を振りかざす

『この槍はおおじさんに以前貰った槍・・・
あいつの無念はこの俺が必ず・・・』

hibriaがDSを連射し弾幕を作る。
しかし魔物達はひるむことなく襲いつづけてくる。

『風の妖精ベルシュタよその翼に宿りし力を分け与えよ・・
時よ進め!サフラギウム!』

アンリエットにニルギリが魔法をかける
それを受け即座に大魔法を唱える・・

『父なるディエウス・・万物の王・・我が身に風と雷を纏わせ
その怒りの稲妻を降り注がせよ・・・ユピテルサンダー!!』

豪雷が降り注ぐ・・

『なにをしている・・早く殺してしまえ!』
whirlwingが魔物達を一喝する・・

月帝が魔物の隙をついて走り出した・・

『うるさん・・・!!』
月帝の剣は彼女に向けて振り下ろされた。

つづく

ふぃくしょん71

その剣が彼女の身に達しようとした瞬間
whirlwingはプリーストとは思えない速さで
月帝の剣を弾いた。

『うるさん!目をさましてくれ!どうしたっていうんだ!』
月帝が叫ぶ・・

『異端者め・・実験体め・・・貴様達が我創造主の
邪魔をすることは許さん・・・』

『頼む!目を覚ましてくれ!うるさん!』

その瞬間月帝の肩口から鮮血が飛ぶ
致命傷は免れたがかなりの出血だ。

『嫌ぁぁぁぁーーーーーーーー!!』
私はそんな二人をみて叫び声をあげた。
仲間のためにここにきた・・それなのに
今立ちはだかる者は仲間であるwhirlwing・・・

桜娘は立ち上がり駆けた・・
聖徳が止めようとするがその手は空を切る・・

魔物が襲い掛かってくるが
多少の傷は気にならなかった・・
ただそこに行きたい・・

『桜さん・・・』月帝が痛みに耐えながら振り返る

桜娘は魔物の群れを抜けた瞬間に
指をくるりと回した・・

鷹がピィィィィィィィィと鳴いた・・

つづく

ふぃくしょん72

桜娘の鷹・・桜吹雪が天空を舞う。

空中でくるりと向きを変えて
太陽の光を背にし、whirlwingの元へと一直線に降り立った。

『くっ・・』whirlwingは思わず後ろに下がった。

『月さん平気?』
月帝の側に駆け寄ると彼女を抱きかかえた。

『桜さん・・うるさんが・・おかしいよ・・・』
月帝の傷は深い・・
後ろのプリースト達に回復を早く・・
しかし聖徳達も魔物たちの群れを押さえるのに精一杯だ。

『うるちゃん!いますぐやめさせて!』

『無駄なあがきを・・・verdandi様の手を煩わせることはない・・
私が皆殺しにしてくれるは!』

『・・・もう・・・わたしの知ってるうるちゃんじゃないんだね・・・』
私は強い目で彼女を睨んだ。

『うるちゃん・・・君が間違った道を行くなら・・・
私は全力で止める!それが君のためだって信じてる!』
桜娘は月帝から離れ、whirlwingと距離を保ちながら展開した。

弓を構え矢を抜いた・・『ダブルストレイフィング!』

whirlwingに向かう2本の矢・・・

見切ったように紙一重でそれを交わし
桜娘に斧を投げつけた。

とっさに弓を盾代わりに使うが
その威力から弓は二つに割れた。

つづく

ふぃくしょん73

私は壊れた弓を投げ捨て
代わりの弓を背中から抜いた。

サイレンスアローを装備する・・
『アローシャワー!』
無数の矢がwhirlwingの元に降りそそぐ

同時に罠を引く『ブラストマイン!』『ランドマイン!』

桜吹雪に指示を出す・・死角より鷹が強襲する・・

whirlwingは驚くべき速さで全ての矢を避けた・・
地面に敷き詰められた罠を空中を浮遊するかのごとく
飛び越え桜娘の目の前へとくる。

狼狽する桜娘・・そこに振り下ろされる高速の斧・・

『ぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーー』
桜吹雪が斧の軌道に入り込む・・・
鈍い音がして地面に鷹は堕ちた。

とっさに桜娘は短剣を抜き
whirlwingに斬りつける・・・
がその手首を思い切り捕まれてしまう

・・・・・勝負にならない・・・・・

しかし側によってみて初めて解ったことがあった。
彼女の目だ・・

いつも誇り高く自分を信じているwhirlwing・・
その輝きが感じられない・・・
彼女は今苦しんでいるのではないだろうか・・

かなわない戦いなら・・・手段は一つしかない・・・

『聖ちゃんに怒られちゃうな・・・』
私は持っていた全ての罠の安全装置を外した。

whirlwingの意識も手の短剣に向いていたためか
それはすんなりできた・・ゆっくりと彼女に抱きつく。

『一緒にいこう・・あとは皆に任せて・・眠ろう・・・』
そう言って起爆装置のスイッチを入れた。

つづく

フィクション74

腰袋にある罠数十個が一斉に熱を持つ。

『貴様・・何を・・やめろ!やめろぉー!』
危険を察知したwhirlwingが叫ぶ・・

私はぎゅっと彼女を抱きしめた。
至近距離ゆえに彼女も有効な攻撃を出すことができない。

『なぜ犠牲になる!お前も死ぬんだぞ!
自らの命よりも重いものなど何があるというんだ・・!』

『それはね・・・君が教えてくれたことだよ・・・』
whirlwingの顔を見上げた。

『あああ・あ・・あ・あ・・あ・・・・・痛い痛い・・・頭がぁぁ』
彼女は急に苦しみだした・・・

起爆装置を押された罠が白く輝いた・・
いままさに爆発しようとする罠・・
そのとき彼女はつぶやいた。

『さ・・桜さん・・・・』

その瞳・・覚えてる・・・いつも一緒に戦った大切な仲間の瞳・・
しかし時は進む・・・

あわてて腰袋に手をかけた瞬間に爆音が爆風がその場を支配した。

つづく

ふぃくしょん75

あたり一面に煙が立ち込め視界は0に等しい・・・

月帝は桜娘とwhirlwingの名前を叫んだ

罠と罠との相乗効果により通常とは比べ物にならない
熱風が月帝に襲い掛かる・・思わず顔を伏せる。

数秒後・・・煙が晴れてきた・・

そこにいたのは無傷の桜娘とwhirlwing・・・
足元に赤い魔法の絨毯が引かれている・・

聖徳とニルギリのセイフティウォールだ。

罠が爆破されるコンマ数秒前に二人同時に詠唱をした・・
その間ガゼルとhibriaとアンリが必死に魔物をくいとめた。

『うるちゃん!!』私はもっと強く彼女を抱きしめる・・

『桜さん・・ごめんね・・・ありがとう・・・』
whirlwingの目から涙がこぼれた・・

魔物たちはその瞬間に土塊のようにボロボロとこぼれ落ちていく・・
最後のキメラの断末魔の叫びが響き渡った。

つづく

ふぃくしょん76

すべての始まりはここからだった・・・

今から数日前whirlwingは転生職への残りわずかの
カウントダウンを開始していた・・・

『あと少し・・・今日はあと5パーセントは稼ごう・・』

つらいlv99への道・・
今までの思い出を考えながらゆっくりとしっかりと
その道を歩いてきた・・

3枚目のエンシェントマミーカードを拾い上げたそのとき
目の前に白い服をきた者がいた・・

『wh・・whirlwingだね・・・』

『GM?・・・』

突然のゲームマスターの訪問にwhirlwingは驚きの色を隠せない・・

『今日は君に素敵な話があってね・・』
ゲームマスターverdandiは優しく語り掛けてきた。

『は・・はぁ・・』
疑わしく思いながらも耳を傾ける。

『実は君は選ばれたプレイヤーなのだ・・・・・』
verdandiは両手を広げ歓喜の声を上げながら言う・・

『君はこの世界の栄光をつかむことができる!
絶対主たる私に選ばれた優秀なエリート・・そう君がだ!』

whirlwingは突然の話に理解することができない
(エリート?選ばれた???何をいってるんだろ・・)

『さあ・・我に仕えよ・・全ての苦しみは解放される・・
全てを支配し永遠を生きるのだ・・whirlwingよ!』

『あ・・あの・・・よくわかんないんですけど・・
なんで私なのですか?』
whirlwingはverdandiにたずねた・・

つづく

ふぃくしょん77

『我が眷属whirlwingよ・・やはり何も覚えていないのか・・』
verdandiは失意の声をあげる・・

『眷属??』

『ならばこのように呼べば思い出すのではないか・・
GAMEMASTER077 wllよ・・』

『え・・・』

『Nproが作動する前はお前に近づくことはできなかったのだ・・
全ての行動は見張られているからなぁ・・・
しかし皮肉なことにnproが情報の壁となり
我が世界のことは我が世界でしかわからなくなった・・
あのめんどくさい執行者会議をするのも
そのためだからな・・』

『え・・あの・・その・・GAMEMASTER077って・・』

『そう私とこの世界の覇権を争った 077・・wllとはお前だ・・』

『わ・・わたしがGMだなんて・・そんな馬鹿な・・・』

『しかたないのだ・・何十人もいる執行者補佐の中から最後に
選ばれた二人・・一つの椅子をとりあい敗れたものは記憶を
消されてその世界へと落ちる・・これが宿命なのだ・・』

whirlwingは現実離れした話に言葉がでない・・

『そして今こそ我が礎になって貰うときが来た・・
貴様の眠っている魔力を封印し時空転送の穴をあける・・
私一人の魔力ではいささか足りないのでな・・』

verdandiはwhirlwingの肩に手を置いた

『貴様は私に敗れたときから私に仕える運命なのだ・・
受け入れよ・・・そして真の世界を構築する柱となるのだ・・』

『真の世界・・時空転送・・??』

『そう・・まず手始めにお前の存在をよく知るものを
送り込んでやろう・・そのほうが魔力の開放も容易いはずだ・・』

『・・・crのみんなをか!』
whirlwingは手を払いのけ武器を構えた。

つづく

ふぃくしょん78

『なにをためらうwllよ・・』
verdandiは怪訝そうな顔で様子を伺う・・

『たとえ過去がどうであれ・・
私には今があり仲間がいる・・
お前の野望などに手は貸さない!』

whirlwingはチェインを振り下ろした。

『・・・・・・俗世にまみれたかwillよ・・・・・
ならば仕方ない・・力ずくでその力奪うのみよ!』

verdandiが短い呪文を詠唱する。

whirlwingの影が彼女の足を縛る・・
『!!な・・なにを!』

その影はひとの形を持ったまま実体化していく
そうもう一人のwhirlwingがいるかのごとく・・

『貴様のドッペルゲンガーを作らせてもらった・・
器が一緒なら魔力は一緒・・忠実な僕に借りさせてもらおうか・・』

whirlwingの体にもう一人のwhirlwingが入り込む

『あぁぁぁっぁ!!!!!!』
whirlwingは絶叫した・・
自分が消えていく・・・意識が薄れ痛みすらなくなっていく・・
そうして彼女は闇の中へと落ちた

『そろそろよいかな・・私も暇ではないのでな・・
whirlwingよ・・われに従うか・・・』

『もちろんでございますverdandi様・・・
全てはあなた様のために・・』

『ふふふ・・上手くいったようだな・・
早速お前の魔力をいただこう・・
ちょうどお前の仲間がゲフェニアに入ろうとしている・・
不安定なそのときが一番いいだろう・・』

『かしこまりました・・何なりとお申し付けください・・』

『ふふ・・・仲間を思う意識が高ければ高いほど
その魔力は膨大となる・・さあ行くぞ』

verdandiとwhirlwingは闇の中へと消えていった・・・

つづく

ふぃくしょん79

聖徳が駆け寄り傷の深い月帝に急いでヒールをかける。

『うるさん・・よかった・・戻ってこれたんだね・・』
月帝は痛みに耐えながらwhirlwingに微笑みかけた・・

『皆・・本当にごめん・・・』

『いいんだよ・・今ここにいつものうるさんがいればそれでいい・・』
ニルギリが安堵の声をつく。

『皆に聞いてもらいたいことがあるんだ・・・』
whirlwingは今まで起きたすべてのことを語った・・
verdandiの野望・・洗脳・・そして自分がかつてGMだったということ・・

皆その事実に驚きを隠せなかったが
受け入れるまでに時間はかからなかった。

そしてwhirlwingはここにいない仲間のことを尋ねた・・

『おそらくは・・・』
これ以上声がでない・・ここでの死は消滅となる・・
現にG情報に羅残達の姿はもうない・・

『それなんだが・・』whirlwingは語り始めた・・

『veredandiに操られているあいだ、私は意識だけが存在している
感じだった・・そう全て映画を見ているような・・自分ではどうにも
ならないとこを見ているそんな感じだったんだが・・・』

whirlwingはつづける・・
『世界を越える時空転送・・そのためには膨大な魔力が必要だった・・
そしてもうひとつ世界を越えることに匹敵する禁呪があることを知ったんだ・・』

『禁呪?』アンリが不思議そうな顔で見る

『そう・・・それこそが時間逆行・・時を戻すこと・・』

『時を・・戻す??どういうこと?』私が尋ねる

『ある特定の条件の時間を遡り現実とする・・つまり
マスターを指定し時間を指定する・・数時間前と・・
そのときには当然いたわけだから・・・』

『え・・・え。。。。み・・みんな戻ってこれるの・・・ええっ』
私はwhirlwingの手を取った

『うん・・不可能じゃない・・しかしverdandiの魔力を吸収し
時間逆行にあてないと・・それほどまでに膨大な魔力をつかうんだ』

『verdandiを倒すだけじゃだめってことか・・ふむ・・
しかし希望が見えてきた・・全てを取り返し帰ろう!全員で!』
月帝は皆をあつめた。

つづく

ふぃくしょん80

『ねぇ・・verdandiを倒さないで魔力を奪うって・・どうやって?』
whirlwingに尋ねる。

『うん・・ちょっとやってみようか・・聖徳さんいいかな?』
そういうとwhirlwingは聖徳の胸に手をおいた

聞いたことのない呪文を詠唱する・・

『あああ・・・ああれ?あれ?・・・』
聖徳は力なくそこに座り込んでしまった。
spは全て無くなっている。

『そ・・それは?』
月帝が伺う。

『うん・・魔力吸収スキル・・隠されたGMスキルなんだ・・』

『じゃあverdandiを捕まえてうるちゃんが魔力を奪うんだね!』

『そう・・verdandiから奪った魔力を全て使って時間逆行を行う・・
verdandiの推定spは・・・およそ300kだから・・
それを全て使わないとこのスキルは使用できないんだ。』

『3・・300k・・・羨ましい・・・』アンリエットが目を見開いた。

whirlwingは皆を見た・・迷いの無い顔・・
仲間のためにそして世界のために戦う強固な意志を感じた。

『verdandiの居場所はわかっているから・・
今からポータルを出すよ・・』whirlwingは地面に魔方陣を描いた。

『これに乗るとverdandiの部屋に到着する・・
私がもうverdandi側でないことはわかっているだろうし
当然私達がやって来ることも理解しているはず・・
最後の戦いになるよ・・いいんだね・・・』

『ああもちろんだ!全てを清算し無に返してやる!
世界は俺達の・・いや全てのプレイヤーのものだ!』
ガゼルが咆哮する。

『友のため・・自分のため・・そして君のため・・・』
ニルギリはアンリエットに微笑んだ・・アンリエットも微笑み返す・・

(い・・いつのまに・・・whirlwingは思った・・・)

『チコリー・・君の残してくれた意思が皆を奮い立たせてるよ・・』
hibriaが十字を切る・・

『hibria・・チコリーも時間逆行を使えばなんとかなるかもしれない・・
相当な時間が経ってしまってるから大変かもしれないが・・
希望は捨てないでいこう・・』whirlwingが勇気づける。

『いこう!皆のため!そして私達のために!』
私はそういうとwhirlwingを見た。
彼女は肯いてワープポータルを開いた・・・

つづく

ふぃくしょん81

ワープポータルから出た先は広い部屋だった・・

黄金色と銀色でできた煌びやかな部屋・・
美しい装飾が壁一面に施されている。

部屋の中央がピラミッド上になっており
頂上部分に豪華な椅子が用意されている・・

後ろ向きの椅子・・それがゆっくりと回転し
verdandiはその姿を見せた。

『ほほう・・・私の仕掛けを抜けてこれだけの人数が残るとは・・
余興にしてはいささか遊びすぎたかな・・』
verdandiは威圧した態度で言う。

『verdandi!!!!』ガゼルが叫ぶ

『willよ・・私を裏切るとは寂しい話だ・・
お前の魔力は大半奪ってあるとはいえ・・
かつての仲間に押さえ込まれるなど・・無様よのぉ』

『私がいつお前の仲間になった!
自らの欲望のために全ての奪わんとする破壊神よ!
外見ばかり飾っていても心の中の暗黒は渦を巻いているぞ!』
whirlwingが言い返す・・

『愚かなり虫けらどもよ・・神に抗おうとするなど
愚の骨頂・・・その力の差思い知るがよい・・
貴様らを滅し我帝国の支配の幕が開く・・
さあ滅びよ!後悔の歌を歌え!』

verdandiが詠唱を始める・・
ほぼ無詠唱にて稲妻が降り注いでくる・・
『くらえ・・ロードオブヴァーミリオン』

全員は一斉に散開した。

つづく

ふぃくしょん82

聖徳とニルギリが全員に支援魔法をかける・・

私は火矢と水矢とhibriaは風矢と土矢を装備する。
『ダブルストレイフィング!』4属性の矢は同時に放たれた
お互いの属性が反発し引き合って一本の矢のようになる・・

燃えさかる炎・・流れる水・・吹き荒れる風・・静かなる土・・・

verdandiの物理魔法障壁に当たるがそれを打ち破り
進入していく・・verdandiの頬をかすめた・・鮮血がにじむ・・

ガゼルは槍の先を外した・・このときのために用意しておいた
特注の槍先・・エンペリウムを精錬してつくったそれをはめ込んだ

エンペリウムは何よりも脆く・・何よりも硬い・・
そして退魔の力をもっている・・・

槍を振り上げ渾身の力をこめて
桜娘とhibriaの開けた障壁の穴より一撃を放つ・・
『ブランデッシュスピア!!!』
verdandiを真空の刃が襲う・・

アンリエットはスクロールを取り出した・・
3種のスクロールを地面におき詠唱を始める
『炎の主イフリートよ・・我契約に従いその力を示せ・・
灰燼と化せ!ファイアーウォール!』

ファイアーウォールは目の前に広げられたスクロールを焼き
空高く灰を巻き上げた・・そのとき魔法が発動した・・

『ファイアーボルト!コールドボルト!ライトニングボルト!』
3つのvoltが融合し新しい力となってverdandiに降り注いだ・・

月帝はその聖剣に祈りを込める・・
皆が作ってくれたチャンス・・無駄にはできない・・
疾風が舞うかのごとくverdandiの元へと走り寄り
その剣を振り下ろした・・鈍い手ごたえ・・
しかし確実にダメージを与えている

つづく

ふぃくしょん83

『き・・貴様ら・・よくもこの私に傷をぉぉぉ!!!』
verdandiはよろめきながら吼えた・・

『いける・・皆がんばって・・』私は矢を次々と放ち
攻撃の手を緩めない。

ガゼルも月帝もその槍を剣を全力で振り下ろす。

聖徳がレックスエーテルナをかけると同時に
アンリエットの魔法が炸裂する。

whirlwingは後方から支援魔法を放ちながら
そのときを待つ・・verdandiが動けなくなるそのときを・・

しかし攻勢はここまでだった。

verdandiの体が赤く光り月帝とガゼルは弾き飛ばされる。

『貴様達の冥府への手向けに我が真の姿をみせてやろう・・』
verdanidは赤いオーラを放ち激しく声を上げる・・
『がぁぁぁぁ・・・がががぁぁ・・・・あああああぁぁぁぁ・・・・』

verdandiの体の肉は盛り上がりボコボコと音を立てて肥大化していった・・
背中から黒い翼が6枚白い翼が6枚姿を現す・・
腕が二つに割れさらに二つに割れる・・その一つ一つが腕を作り
8本の触手のような腕が現れた・・

瞳は片方の目により二つの瞳が入っている・・
もう片方の目には渦を巻いたような闇が見える・・

体長は今までの数倍となり鋭い牙が見える・・

『ば・・化け物め・・・』ガゼルがつぶやく・・

『さあ・・落ちよ冥界の底へ・・・消え去れ・・我は存在を許さん・・』

変化したverdandiの口に白い光が見える・・

『危ない!』
・・聖徳がとっさにペコペコの上のガゼルに飛びついた。

verdandiの口から粒子の光が一直線に発射された・・
大地をえぐり轟音を立て放たれた一撃は地平線の先まで
その傷跡を残す・・

ガゼルのペコペコはその光の中で蒸発した・・

つづく

フィクション84

いままで貫通していた矢もその変化した体表には刺さらない・・
動きは鈍重ではあるがその防御力・・その攻撃力・・
今までの比ではない。

『魔法も大してダメージがあたえられないよぉ・・』
アンリエットが叫ぶ

8つの触手の内の一本が剃刀のようにhibriaに襲い掛かった・・
瞬時のところで身をかわし致命傷は免れた・・
しかし彼女の右足は切断されていた・・

『ああああ・・・・・・・・ああぁぁっぁ・・・』
声にならない悲鳴を上げる・・

ニルギリが急いでヒールをかける
しかし動けないhibriaはverdandiの格好の獲物だった・・

再び光が放たれた・・残ったのは大地の傷・・
hibriaは最後の言葉さえ言えず散った・・

月帝も先ほどの傷が癒えてはおらず本調子とは言いがたい・・
息もあがり動きのムラがある・・

次のverdandiのターゲットは彼女だった・・

その魔眼から月帝に高周波の波を出した。
月帝は見えないその攻撃をよけることはできなかった・・
意識がぼやける・・そこに立っていられないくらいの悪寒・・

verdandiの翼から羽が舞い落ちたと同時に月帝に向かって放たれた。
月帝はすべての羽をその身に受ける・・

『さ・・桜さん・・み・・みんな・・ごめん・・あとは頼む・・
ら・・羅残・・いま・・・いまいくからな・・・・』

月帝は絶命した・・

目の前で起こる殺戮・・圧倒的な力の差・・
散っていく仲間達・・私は叫ばずにいられなかった・・
絶望の叫び・・悲しみの鎮魂歌・・

つづく

ふぃくしょん85

『かはっはは・・どうした愚民どもよ・・その程度か・・』
verdandiが笑う。

『許さない・・たとえ一人になったとしても
皆の仇・・必ず・・・』私はverdandiに返した。

『ふん・・みな自分がよければいいのだ・・
自分自分自分自分自分自分
自分自分自分自分自分自分
自分がよければいい・・自分だけが得をすればいい・・
世界が変わろうと私が選んだ世界にいられることで
得をしていると思うものだ・・
ワタシハエラバレタ・・ワタシハトクヲシテイル・・
ワタシダケ・・ワタシダケ・・・ワタシダケ・・・・・
人より優れた装備・・
人より強い力・・
なにかを得るための犠牲・・
与えてやろう・・
我が世界においてすべての欲望を満たしてやろう・・
競う必要などない・・
オマエダケハトクベツナノダカラ・・
そういってやろう・・・
支配されることの楽さを教えてやろう・・
何も考える必要はない
何もする必要はない
私に従い
私のために生きるのだ・・
求めれば与えたもう・・
おまえたちは欲望の輪廻の中を彷徨うだけの存在・・
カンガエルナ・・カンガエルナ・・ギモンヲモツナ・・ギモンナンテモツナ・・
そうただいればよい・・それだけでいい・・』
verdandiは叫んだ・・

『かわいそうな人・・・ゲームマスターをいう崇高な立場を得たこと
と代償に何か大切なものを失った人・・あなたに仲間はいないの?!』

『仲間・・?かはっはっ!そんなものは絶対主にとって必要ない。
我こそが唯一にして最高の存在・・誰も我を脅かすことなどできんのだ!』

『そんなあなたには私は絶対に負けない!私には仲間がいるから!』

『笑わせてくれる・・この圧倒的な力の差・・理解できないのか~?
お前のいう仲間もどんどん減ってきているというのに~??
もう飽きたな・・冥府に落ちて私の活躍でも黙ってみておれ・・』
verdandiが力を溜める・・

そのとき聞きなれた声がした・・

つづく

ふぃくしょん86

私は思わず声のする方向を見た・・
そこに舞う一迅の風・・

その風が私の横を通り過ぎる・・

『ソウルブレイカー!!』
そのアサシンクロスは神速のスピードでverdandiを斬り付けた。

『く・・く~さん・・・どうして・・・どうしてここに・・・??』

そのアサシンクロスはギルドの人間ではない・・
なぜこんなところにいるのだろうか・・

さらに背後からバチバチっといった音が聞こえた・・
『阿修羅覇王拳!!』

『d・・deepさん・・・』

続々と人が集まってきた・・
『ギルちゃん・・グスタフちゃん・・同盟の皆・・なんでここに・・』

『同盟だけじゃないですよ♪アスムプティオ!!』
ハイプリーストのハクが桜娘の肩を叩いた・・

『ハクちゃん・・・なんでみんな・・・』
それ以上は涙があふれて言葉にならなかった・・・
死の危険・・消滅の恐怖・・倒せる保障なんてない・・
得なんてない・・でも来てくれた・・

(真の友とは本当に困った時にはどこからともなく現れるものです)
私は鞍馬の言った言葉を思い出していた・・

くしゃくしゃっと頭をなでる手・・
『ほら・・いつまでも泣いてんじゃないよ・・やんぞ桜・・』

『うるさいなぁ~そんなの・・いわれなくったって・・
わ・・わかってんだから・・CROWのばかー』

同盟Gの皆・・そして友人達・・
その友人の友人・・そして続く人の輪・・

全員は一丸となりverdandiに攻撃を開始した。

つづく

ふぃくしょん87

『verdandi!!おまえの言う小さな力・・
仲間の力の強さを受けてみろ!』

『き・・きさまら・・雑魚が何人こようと私を倒すことなどできん!』

verdandiに斬りかかるロードナイト・・
鷹を舞わすスナイパー・・・
攻撃を耐え壁となるパラディン・・・

時に弾き飛ばされ傷を負うものもいる・・
即時にかかる回復魔法・・支援魔法・・

すこしずつすこしずつverdandiを追い詰めていく・・

『桜ちゃんこれつかいな・・』
うな丼は弓を差し出した。

『これ・・ルドラの弓・・・』

『最後は君が決めて!』

わたしはこくりとうなずくと渾身の力をこめて矢を放った・・

『皆の力・・この矢に込める・・・
受けてみよverdandi!!ダブルストレイフィング!!!!』

光輝く軌跡を残しながら放たれた矢は
一直線にvedandiに向かっていく・・

全ての仲間たちはその矢を見ていた・・
願いの篭った一撃・・

verdandiの額の中心部分・・
金色の光る宝石のようなその部分に矢は命中し貫通した。

『がぁぁぁっぁああぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁl!!!!』

verdandiの絶叫が聞こえる・・

『やった!』皆一斉に声を出した。

verdandiはゆっくりと地面に倒れこんだ。

つづく

ふぃくしょん88

地に伏せ動けなくなったverdandiを全員が囲む・・

『お・・おまえらごときに・・・この私が・・・
野望が・・・永遠の世界が後少しで手に入るというのに・・』

『verdandi・・表面的な力に捕われ大切な力を忘れてしまったな』
聖徳が語りかける

『そんなもの・・そんなものなんだっていうのだ・・
私はいつも一人だった・・裏切り・・謀略・・・
信じた者はいつだって私から離れていった・・
この新しい世界を最高の世界にしたかった・・
ただそれだけを願っていた・・何故・・何故だ・・』

『世界は一人で作るものじゃない・・
小さな命が集まってできるものだ・・
与えられた世界に真の幸せなんてないんだ・・』
ガゼルが言った。

ガゼルは以前hibriaから受け取った袋を開けた・・
チコリーに渡して欲しいと言われていたもの

その中にはイグドラシルの種とメッセージがある・・

(あなたに何があったとしても私はあなたの側にいきます・・
私にとってあなたはこの世界を共に作る大切な人ですから)

ガゼルはイグドラシルの種を強く握り締めた・・

whirlwingがverdandiの傍らによる・・

『verdandi・・・彼の地へ戻るがいい・・そして新しく生まれ変るんだ
信じられる世界をその時までに私達が作っておこう・・』

『・・・wll・・・・・』

whirlwingはverdandiから魔力吸収を始めた。

つづく

ふぃくしょん89

whirlwingの体が青白く光大量の魔力が流れこんでいく・・

『willよ・・一つだけ聞かせてくれ・・・
私亡き後・・GMを引き継いでくれないか・・』

『verdandi・・・それはできない・・・私は今ここにいる自分が好きだ
仲間の皆が好きだ・・時には上手くいかないときもある・・
傷つくときもある・・しかし私は今を大切に生きていたいんだ・・』

『そうか・・しかたないな・・・』verdandiは全員を見た・・

全ての魔力を吸収したwhirlwingが言う
『これから時間逆行を行う!全ての仲間を取り戻そう・・
そして帰ろう!私達の世界に・・』

その瞬間だった・・

verdandiは最後の力を振り絞り一本の触手を動かした。

その触手は鋭く尖りwhirlwingの背後から襲い掛かる・・

空気が凍る・・

verdandiの触手に体を貫かれ血を吐くwhirlwingを見たとき
誰も動けなかった・・言葉がでなかった・・・

『かはっ・・ver・・Verdandi・・なにを・・・』

『行かせない・・・お前達をこのまま行かせはしない・・・』
失った魔力がverdanidiの戻る・・

『我最後の魔力・・・貴様達を道ずれ・・・
共にいこう黄泉の国へと!』

verdandiは最後の呪文を唱えた・・

『みんな・・逃げて・・・自爆呪文だ・・・この部屋は全て消し飛ぶ・・』
whirlwingが苦しみながら言う・・

『もう遅い・・・』verdandiが笑った・・

光が襲い掛かってくる・・・

つづく

ふぃくしょん90

時間の流れが遅く感じる・・・
人は死ぬときそんな風に感じるらしい・・

比較的verdandiから離れた場所にいた私は
その光が私の仲間たちを消滅させていくのを見ていた・・

声がでない・・

意識が暴走する・・失ったものの悲しみ・・
そして自らの死への恐怖・・

目を閉じた・・またどこかで会おう・・さようなら・・・

『桜!!』聖徳が桜娘を抱きかかえる。
それと同時に瞬間詠唱を始めた・・

その光が襲ってくるまでの時間・・・
数秒もない・・その時間に本来は終わるはずも無い詠唱・・
奇跡だったのか・・

『大聖堂よ・・我が身を守り全てを防げ!!バジリカ!!!!』

桜娘と聖徳の周りに絶対防御空間が出来上がった・・

『桜しっかりしろ!』聖徳が声をかける・・
『聖ちゃん・・・』

絶対防御呪文をもってしてもverdandiの最後の光は防ぎきれないようだ
聖徳の背中に青白い炎があがる・・

『く・・・・』聖徳は痛みに耐えながら桜娘を抱いた

『聖ちゃん・・離して・・君だけなら耐えれるはずだよ・・ねぇ離してったら!』

『・・・・・』聖徳は無言で耐えつづけた・・

『聖ちゃん!聖ちゃん!お願いだから・・
私を置いていかないで・・・死んじゃやだ・・ねぇ!ねぇったら!』

『さ・・さくら・・おまえは生きろ・・・・このverdandiを・・・
再びこのこのようなことが・・・おきないように・・・』

『やだ・・やだ・・やだよぉ・・・聖ちゃん・・やだよぉ・・・』

『桜と会えて俺は嬉しかった・・今君のためにこうしてできることは・・
俺が望んでいたこと・・・いままでありがとう・・・愛してるよ・・・』

『聖ちゃん・・』

私は強く聖徳を抱きしめてKISSをした・・・

光はやがておさまり私の腕のなかには動かなくなった聖徳がいた。

辺り一面には何も無い・・全ては焼き尽くされた世界・・
何もない・・誰もいない・・

私の失ったものは私の全てだった・・・

つづく

ふぃくしょん91

私は何をするべきなのか・・

ただここに呆然と立ち尽くしていた・・

心の中で皆の姿を思い浮かべる・・
皆の笑顔・・楽しかった記憶・・

verdandiの野望は終わった・・

明日からまたいつもと変らない世界が始まるだろう・・

今日ここで起きたことは私しか知らない・・

多くの人間は変らない日常を過ごし
変らない世界に暮らしていくだろう・・

私は全てを失った・・・
私は全てを失ってしまったのだ・・・

『あぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁ!!!!!!!』
私は叫んだ・・

両手を大地に叩きつけて泣いた・・

悔しくて悲しくて寂しくて・・・
泣いた・・泣いた・・・泣いた・・・

手から血が滲んでも痛みが麻痺しても
叩きつづけた・・

泣いて・・泣いて・・泣いて・・

地面に倒れこみ・・空を見上げてまた泣いた。

つづく

ふぃくしょん92

涙でかすんだ目の中に空から降り注ぐ光が見えた・・

空は割れ眩いばかりの光・・・
舞い落ちる白い羽・・

23人の白衣のものがそこに現れた・・

『・・・ゲ・・ゲームマス・・タ・・・・』
私は立ち上がった。

『桜娘さん・・verdandiの野望をよく止めてくれた・・
私達審議者達は今verdandiの支配が解かれたこの世界に
ようやく辿り着くことができた・・』lokiが言う

『わ・・わたしが倒したんじゃない!み・・みんなが倒したんだから・・』

『心から感謝しています・・私達に出来ることは何でもするつもりです』

『じゃあ・・・じゃあ皆を帰して・・!元の世界に返して!!』
私はlokiにすがりながら言った。

『・・・・残念ですがそれはできないのです・・・・
この世界のことはこの世界のゲームマスターしかできません・・
私達は他世界の審議者・・この世界ではその力はないのです・・・』

『じゃあ早く新しいゲームマスターを選んでよ!そしたらその人が
できるでしょ!ねぇはやく帰して・・・・かえしてったら!』

『ゲームマスターになるためには数年の修行と選定を要します・・
今すぐに誰でも選べるというわけではないのです・・』

『数年・・その間にみんな消えちゃうよぁ・・・』

『残念ですが・・・』

つづく

ふぃくしょん93

『そんなぁ・・・』私は力なく座り込んでしまった。

そんな私をみてthorが言う・・
『loki様・・・あれを試してみてはいかがでしょうか・・
この娘・・元審議者補佐のwillとも交流があったようですし
もしかしたら可能性があるかもしれません・・』

『ふむ・・・桜娘よ・・ひとつだけ・・・たった一つだけ
仲間を救う可能性がある・・』

『え・・・』私は再び立ち上がった・・

『それは・・・あなたがゲームマスターになること・・
今からその資格があるかの試験を行い合格すればその魔力を
もって時間逆行をすればよい・・』

『わ・・わたしが・・・ゲームマスター・・・』

『うむ・・しかし君には辛いことが一つある・・
それはゲームマスターになった場合今までの君に関する
全ての記憶を消去しなくてはならない・・
君の大切な仲間達は君のことを覚えてはおらず
君もまた仲間のことを忘れてしまう・・
それでもいいのかね・・』

『皆を忘れてしまう・・・私を忘れてしまう・・・』

『そう・・ゲームマスターが特定の人間に肩入れしてしまうことを
防ぐための規則なのだ・・それでもいいなら試してみるが・・』

皆に貰った命・・皆に貰った思い出・・・私は悩むことなんてなかった

『はい!お願いします・・私が皆を助けられるなら・・・』

『うむ・・では試そう・・・』
lokiは呪文を唱え桜娘の額に指を置く・・
桜娘の体が金色に光った。

『まだまだ精神は未熟なれど仲間を思う心・・正義感・・
大丈夫であろう・・・』

『じゃあ・・・私は・・』

『ようこそ審議者会へ・・ともに世界の真理を守っていこう・・』

つづく

フィクション94

桜娘は白く輝きその容姿はゲームマスターのそれだった。

『新しい審議者桜娘・・いやverdandiに歓迎の意を表す!』

かつて経験したことの無い力・・
魔力の大きさ・・・
verdandiが力に溺れてしまったのも無理もないと思った。

『verdandiよ・・まず何を行う・・』odinが尋ねた・・

『それはもちろん・・・仲間達を取り返すことです・・・』
私は呪文を唱えた・・・

『悠久の大地・・真理の時計・・枯れし花は芽吹き・・死するものは生きよ・・
理をもって理を制し全ての事象を復元せよ・・・時間逆行!!!!』

辺り一面の景色が急激に変化する・・
草が生え枯れまた生える・・・
太陽は昇り沈み月が昇る・・・

私は全ての魔力を放出し力つきて崩れ落ちた。
lokiがそれを支える・・

『目的は達せられたようだな・・verdandiよ覚えてもらうことが
山ほどある・・・居城に行き・・辛い修行の日々だぞ・・』

『はい・・がんばります・・・・・・みんなもがんばってね・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バイバイ』

そして全員は審議者の居城へと向かう・・

その道すがらirisに尋ねた・・

『ねぇねぇ・・ゲームマスターっていつまでやんないとダメなのかな?』

『ふふふ・・本当は嫌なのですね・・・後継者が現れるまで・・
自分よりも優れた後継者が育ってくれば変更してくれますよ・・
それが3日後か・・何年後になるか・・・ですけど』

『そうか・・・いつかまた帰りたいな・・皆のいる世界に・・・』

桜娘は後ろをちょっと振り返り笑った・・・

fin

ふぃくしょん95 えぴろーぐ

いつもと変らない朝・・・
月帝は羅残と明日のGvについて話し合っていた。

『やっぱりwizがたんないよね・・』

そこに同盟の皆がやってきて雑談・・・
くだらない話・・でもその時間が楽しい・・・

羅残にwisが入る。職位を変更してほしいとのこと・・・
G情報を出し言われたとおりの職位を打ち込む・・あれ?

『なあ・・月帝・・この(櫻咲く)って職位誰がつけてたんだっけ?』

『えーっと・・・ちょっと覚えてないなー』

『そか・・・なんか忘れてるような気がするんだよな・・・』

『お・・私もなんか忘れてるような気がずっとしてて・・なんだろね』

ケツァカトルがやってきた。
『アモンラー沸きだよー皆でいかない??』

『いいねいいね!』

皆は立ち上がり支度を整える・・

『でもあれだな・・wizも足んないけどハンターもいれたいな・・』
羅残はそう言うとモロクへと向かった・・

エピローグ2へ

ふぃくしょん96 えぴろーぐ2

聖徳は空いた時間を持て余していた・・

いつもはBOSS狩りに行くメンバーも今日はいないようだ・・
プロンテラの露店をいくつか見て気に入ったものを少し買って・・

なんとなくプロンテラ南から外にでた・・

今日もいい天気だ・・周りには雑談している人たちがいる

『マヤーでも見に行ってみるかな・・』
そのまま南へと歩き出した。

その途中一生懸命プパを叩いているノービスを一人見つけた。
とっさに辻ブレスをかけてあげた。

『ありがとうございます!』ノービスはお礼をいった。

『いえいえ・・』

『ところで今なにをしてくれたんですか??』

『あらw 初心者さんだったのか・・・ブレスっていって
ステータスをあげる魔法をかけたんだよ・・ほらダメージがあがってるでしょ)

『わー本当だ!』ノービスはプパを倒して収集品を拾い上げた。

『魔法を使えるってことは魔法使いさんですねー』

『いや・・ハイプリーストっていう職業なんだけど・・』

『なんでリンゴが頭に載ってるのですか?』

『はははw ねぇもしよかったら少し手伝ってあげようか?
ちょうどやることなかったし・・』

『いいんですか!!わーいわーい!』

『いいですよよろしくね』

『こちらこそよろしくお願いします!』

『ところで何になるのステータスの振り方とか解るかな?』

『えっとハンターっていうのになりたいんです』

『そかーじゃあとりあえずdexを振ってね』

『わかりました聖ちゃん!』

『聖ちゃんって・・・』

『あ・・なれなれしすぎでしたか・・・orz』

『いやいやいいよ・・じゃあ俺はなんて呼べばいいかなw』

『呼び捨てでいいですよー』

『そかじゃあ遠慮なく・・・・・』

ふぃくしょん END・・・

written by 桜娘

special thanks 
crescendo requiem and all friends
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